※こちらは私の体験談です。感じ方や経過には個人差があります。つらさが続くときは、我慢せず専門の窓口や医療機関にご相談ください。
今回は、「妊活中のメンタルケア」について、私自身の体験をまとめます。
この記事はこんな人におすすめ
- 妊活・不妊治療中に、メンタルが崩れてしまう方
- 治療中の不安やストレスとの付き合い方を知りたい方
- 同じように頑張っている人のリアルな体験を知りたい方
妊活中って、みんなメンタルどうしてるんだろう?
「メンタルが弱いから崩れるのかな」と思う方もいるかもしれません。
でも私の実感では、妊活中は、メンタルの強い・弱いに関係なく、誰でも心が揺れてしまうものだと思っています。
治療に対するストレス、妊娠できるかどうかの期待に振り回される日々、周りとの比較、仕事の調整、ホルモン剤など薬の影響……。心がゆらぐ要素を挙げればキリがありません。
私自身も、不妊治療中は何度もメンタルが崩れました。
特に「お金の不安」は大きなストレスのひとつでした。実際にかかった金額を知って少し安心できた部分もあるので、体外受精の費用が気になる方はこちらもどうぞ。
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でも、メンタルが崩れることは悪いことばかりではありませんでした。
崩れた時って、自分の心を見つめ直す時間にもなるんです。
「あ、私こんなふうに感じてたんだ」と、知らなかった自分の本当の気持ちに気づくこともありますよ。
この記事では、私のメンタルが崩れた時の対処法と、崩れる前にやっていたことを、正直に書いていきます。
心が限界になる前に、相談場所を増やしておく
まず、崩れる前の備えとしてやっていたのが、相談できる場所をたくさん作っておくことでした。
私の相談先はこんな感じです。
- 福岡市のプレコンセプションケアの相談員さん
- 不妊治療でお世話になっている鍼灸院の先生
- 人生の相談をよくしている知り合い
友達にも不妊治療の話はします。
でも、生活のステージが違うと、なかなかコアな部分までは話せないんですよね。
だからこそ、深い話ができる相手を複数持っておくことが、私には大事でした。
福岡市のプレコンセプションケアについては、実際に相談した体験を別記事にまとめています。
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そんな万全の状態でも、メンタルは崩れます(笑)
……と、ここまで準備しておいても。やっぱりメンタルは崩れます(笑)
私の崩れ方は、「自分には価値がない」と自分を責めてしまうタイプでした。
不妊治療そのものに対してというより、人生そのものに対して、悲観や絶望を感じてしまうんです。
不妊治療を始めると、専門用語や治療に関する情報、医師の説明、SNSで見かける体験談、周りの人の言葉など、本当にたくさんの情報が入ってきます。
今思えば、あの頃の私はいろいろ考えすぎて、もう何も考えたくなくなっていたのだと思います。
メンタルが崩れた時に、私がやった5つのケア
メンタルが崩れた時、私はこんな方法で自分の心をなんとか保っていました。
1. 夫に本音を吐き出す
八つ当たり、というと少し語弊があるかもしれませんが、日頃の小さなイライラを吐き出すような感覚です。
- 「私ばかり通院してしんどい」
- 「私ばかり妊娠に期待して、落ち込んでつらい」
- 「あなたももっと妊娠に期待して、そわそわしてよー!いつも通りに過ごしすぎなんじゃー!」
……みたいな感じです(笑)
あとは、本当に日常の小さなことも。
- 「トイレの電気は消して!」
- 「ペットボトルのゴミを置きっぱなしにしないで!」
- 「毎日コンビニに行きすぎ!」
など、普段なら流せることまで気になってしまうことがありました。
自分でも気づかないうちに、心の中にうっぷんが溜まっていたのだと思います。
言葉にして吐き出すだけでも、少しスッキリしました。
夫はすべて図星だったようで、一つひとつの言葉を受け止めてくれています。
……と言っても、その後の行動が劇的に変わったわけではないんですけどね(笑)
でも、聞いてくれるだけでも救われることがあります。
行動はすぐには変わらなくても、「受け止めてもらえた」と感じられるだけで、少し心が軽くなりました。
2. ジャーナリング(紙に書き出す)
頭の中だけで考えていると、いろんな妄想がどんどん広がってしまいます。
だから、「本当の不安」と「不安に思いすぎていること」を切り分けることが大事です。
私がやっていたのは、この3ステップ。
- 不安やモヤモヤなど、思いを書きまくる
- どうしてそう思ったのか、一つ一つ考える
- 今後どうすればいいのか、どう動いていけばいいのかを考える
これをやると、意外と気持ちがスッキリします。
「やれることはやっているなら、焦らず過ごそう」
「まだやれることがあるなら、やってみよう」
と、方向性が見えてくるんです。
日々を過ごして、またモヤモヤが出てきたら、また同じことをやる。
それを書き溜めていくと、自分の価値観や本音が少しずつ見えてきますよ。
私がジャーナリングで使っているノートはこちらになります。シンプルで書きやすいです!
3. 本を読む
不安や悩みが溢れるたびに、その時の気持ちに合う本を買っては、そのままカフェに行ってよく読んでいました。主に自己啓発本ばかりです(笑)
本を読むと、不思議とスッキリするんですよね。
「こういう考え方もあるよな」と多面的に物事を見られたり、新しい考え方を知れたりして、面白いです。
ちなみに、私がこれまで読んでよかった本はこのあたりです。その時の気持ちに合うものを手に取っていました。
4. 心療内科を受診する
不妊治療中、漠然と「死にたい」と思ってしまうことが増えた時期がありました。
周りには相談しづらく、自分ひとりで抱えるのも危ない気がして、心療内科を受診しました。
医師に悩みや不安を話すことで、少し気持ちが整理された部分もあります。
その診察の中でカウンセリングも勧められましたが、幼少期までさかのぼって自分を見つめ直す必要があり、治療には数年かかると言われました。
カウンセリング自体を否定しているわけではありません。
ただ当時の私は、不妊治療だけでも心身ともに精一杯でした。
過去を深く掘り下げるよりも、まずは今の自分をこれ以上追い詰めないことが必要だと感じ、カウンセリングは受けない選択をしました。
その後、手術のために不妊治療をお休みする期間ができました。
治療の日々がいったん止まると、あの「死にたい」という気持ちも自然と消えていきました。
もし今、同じように「消えたい」「死にたい」と感じている方がいたら、この記事を無理に読み進めず、まずは身近な人や専門の窓口、医療機関に頼ってください。
5. 自分をとことん甘やかす・とにかく寝る
最後は、本能のままに自分の思ったことをやる!
不妊治療を始めると、生理周期に合わせて通院の頻度が増えていきます。
クリニックに指定された日程に合わせて受診し、仕事も申し訳なさを感じながら早退したり、休みを取ったりする日々。
治療を優先するうちに、仕事や家のこと、自分の気持ちのケアまで、少しずつ後回しになっていきました。
気づけば、自分自身のことをいちばん後回しにしていたのだと思います。
だからこそ、最後は少し本能のままに。
食べたいものがあれば食べる。寝たいと思ったら寝る。やりたいことがあればやってみる。
治療のために頑張る日々の中でも、自分の気持ちまで置き去りにしなくていい。
どうか自分の心と体を大切に、とことんケアしてあげてください。
まとめ
メンタルが崩れてしまうことがあっても、自分を責めなくていい。
万全に準備していても、心が追いつかなくなることはあります。
でも、それは決して「自分が弱いから」ではないと思います。
崩れた時は、自分の心を見つめ直すタイミングでもありました。夫に本音を吐き出して、紙に書き出して、本を読んで、頼れる場所に頼って、そしてとことん自分を甘やかす。
そうやって、自分の気持ちを置き去りにしないことが、妊活を続けていくうえで何より大切だと感じています。
どうか無理せず、焦らず、ぼちぼちいきましょう。
つらい気持ちが大きくなったときの相談先
最後に。もし今、あなたの心がいっぱいいっぱいなら、どうかひとりで抱え込まないでくださいね。誰かに話すだけでも、少し軽くなることがあります。
妊活・不妊の悩みを相談したいとき
- お住まいの自治体の「不妊専門相談センター」(無料)
- 福岡市の方は「福岡市プレコンセプションケアセンター」の無料相談
こころがつらくて限界に近いときの相談先
- #いのちSOS:0120-061-338
電話・チャット・メールで相談できます。相談先はこちら。 - よりそいホットライン:0120-279-338(24時間・通話無料)
- いのちの電話(フリーダイヤル):0120-783-556
- 厚生労働省「まもろうよ こころ」:相談窓口のまとめ
※この記事は私の体験談です。つらさが続くときは、我慢せず、専門の窓口や医療機関を頼ってくださいね。
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