こちらの体験談はあくまで一例です。結果や症状は個人によって異なるため、参考程度にご覧ください。詳しくは専門医にご相談ください。
今回はもっとも不安を感じやすい「体外受精にかかる費用」について、私自身のリアルな明細をまとめます。
この記事はこんな人におすすめ
- 不妊治療をしている方
- これから体外受精を控えている方
- 体外受精の総額を知りたい方
不妊治療が保険適用になったとはいえ、具体的な金額が見えないと不安ですよね。
一度に十万も請求されたらどうしよう……
と怯えていた私の実体験をもとに、1日ごとの費用と総額を包み隠さず公開します。
終わってみれば「思ったより安かった」というのが正直な感想ですが、それはあくまで病院の窓口で支払う額のお話。実際には通院の交通費・サプリ代・不妊治療の鍼(はり)など、診療費以外にもこまごまとしたお金はかかってきます。
今回は、私が実際に経験した「採卵1回・移植1回(自然周期)」の全費用をまとめました。
これから治療を考えている方の、リアルな家計シミュレーションにお役立てください!
1. 体外受精(採卵1回・移植1回)の総額
今回の治療でかかった総額はこちらです。
総額:142,880円
(期間:3ヶ月 / 通院回数:計15回)
「何十万、もしかしたら100万単位でかかるんじゃ……」と怯えていた頃に比べると、終わってみれば「意外と安かったな」というのが正直な感想です。
2. フェーズ別の費用内訳
採卵周期(準備〜凍結まで)
合計:100,180円
(期間:1ヶ月 / 通院回数:計9回)
注射や通院が一番多くて、体力も気力も(そしてお財布も!)一番がんばりどきの時期です。
| 通院日 | 費用 |
|---|---|
| 11月15日 | 2,920円 |
| 11月22日 | 13,290円 |
| 11月25日 | 410円 |
| 11月27日 | 9,210円 |
| 11月29日 | 5,750円 |
| 12月1日 | 9,620円 |
| 12月3日 | 6,960円 |
| 12月6日(採卵日) | 33,560円 |
| 12月15日(凍結結果) | 7,460円 |
| 12月15日(先進医療) | 11,000円 |
| 合計 | 100,180円 |
採卵周期で、一番高かった窓口での支払いは33,560円でした!
12月15日(凍結結果の日)が一番高額になると聞いてビクビクしていましたが、実際の支払いは、たまたま月の上限に達していたため7,460円で済み、窓口で本当にホッとしました。
実のところ、もし高額療養費制度がなかったら、その日だけで77,000円ほどの請求が来ていたはずでした・・・!
高額療養費制度がなかったら高すぎる・・・!制度のおかげで救われました。
ちなみに、同日に支払った11,000円は、先進医療の「タイムラプス法」の費用です。
今回、自費でプラスしたオプションはこの「タイムラプス」だけでした。
移植周期(自然周期でのお迎え〜判定まで)
合計:42,700円
(期間:1ヶ月 / 通院回数:計6回)
いよいよ卵ちゃんを戻すステージ。
今回は薬を最小限に抑えた「自然周期」での移植だったこともあり、費用も比較的抑えめです。
採卵の時よりは通院回数も落ち着きました。
| 通院日 | 費用 |
|---|---|
| 1月23日 | 410円 |
| 1月28日 | 410円 |
| 1月29日 | 3,050円 |
| 2月2日 | 410円 |
| 2月4日(移植当日) | 37,070円 |
| 2月14日(判定日) | 1,350円 |
| 合計 | 42,700円 |
移植当日はまとまった金額が必要ですが、それ以外の日は数百円で済むことも多かったです。
どきどきの判定日も、お財布へのダメージは少なめでした。
通院回数は多いけれど、移植日以外は1万円超えなかったので財布に優しい。
実際に経験してわかった「お金のリアル」
10万円を超える請求は一度もなかった!
「今日はドカンと高いはず!」と覚悟していても、実際は一番高くて33,560円。
拍子抜けするくらい良心的な金額で、いい意味で予想を裏切られました。
シンプルな治療プランだったのも良かったのかも
私の場合、治療内容がシンプルだったことも大きかったかなと思います。
- 先進医療: タイムラプス法のみ(必須でした)
- お薬: 自己注射などの注射薬がメイン!それ以外のオプションは特に使わなかったので、コストも抑えられました。
高額療養費制度には本当に助けられました
採卵周期には、高額療養費制度が適用されています。これがあるだけで、窓口での支払いが一定額に抑えられます。
「限度額適用認定証」をあらかじめ準備しておくと、当日のお財布の安心感が全然違いますよ!
高額療養費制度は必須!
採卵周期には、高額療養費制度が適用されています。
これがあるだけで、窓口での支払いが一定額に抑えられます。
通常は事前に「限度額適用認定証」を健保組合などで発行してもらう必要がありますが、私の場合、毎回マイナンバーカードで手続きしていたおかげか、面倒な書類申請なしで自動で制度が適用されていました。
マイナンバーカードを保険証として使い、窓口の機械で情報の提供に同意するだけで、その場で限度額を超えた分を差し引いてくれるんです。当日のお財布の安心感が全然違いますよ!
※クリニックによって対応が異なることもあるので、ぜひかかりつけの病院で確認してみてくださいね。
【注意】限度額は「人それぞれ」違います!
高額療養費制度で「支払いの月額上限」がいくらになるかは、その方の所得(年収)によって段階的に決まっています。
私の場合は今回の金額でしたが、人によってはもっと安くなることも、逆に高くなることもあります。
「自分はどの区分かな?」と事前に健保のサイトなどでチェックしておくと、より正確なシミュレーションができますよ。
おわりに
今回は、私が経験した「採卵1回・移植1回」の全費用をまとめました。
私が通っているのは比較的良心的なクリニックですが、窓口で支払う診療費以外にも、通院の交通費・サプリ代・鍼灸代などの「見えない出費」も意外と重なります。トータルでは少し余裕を持って準備しておくと安心です。
「お金が心配で一歩踏み出せない」という方も、まずは地域のクリニックで相談してみてください。
具体的な数字が見えてくるだけで、心の準備はぐっと楽になります。
この記事が、あなたの妊活の不安を少しでも取り除くきっかけになれば嬉しいです!