こちらの体験談はあくまで一例です。結果や症状は個人によって異なるため、参考程度にご覧ください。詳しくは専門医にご相談ください。
今回は「採卵周期のリアルな1日ごとの記録」について、私自身の体験をまとめます。
この記事はこんな人におすすめ
- 不妊治療をしている方
- これから体外受精(採卵)を控えている方
- 実際の採卵周期の流れや雰囲気を知りたい方
これから体外受精を考えている方の少しでも安心材料になれば嬉しいです。
また、私自身の記録としても残しておこうと思います。
まずは最終結果から
今回の採卵周期で、以下の結果を出すことができました!
- 採卵数: 10個
- 凍結結果 :7個(すべて4AA)
- 受精方法:体外受精(IVF・ふりかけ法)
- 刺激方法:アンタゴニスト法
- 年齢:35歳(私)/36歳(夫)
- AMH:2.10
- 精子検査:異常なし
- 既往歴:子宮内膜症(チョコレート嚢胞の手術歴あり)
- 備考:人生で初めての採卵
この記事では、採卵周期全体の流れについて記載しています。
実際の採卵当日の様子や細かい体験談については、また別途記事で詳しくまとめる予定ですので、ご了承ください。
それでは詳しく見ていきましょう~~!
採卵周期スタート
採卵周期で、いちばん印象的なのはやっぱり「注射」ですよね!
しかも病院任せではなく、自分で自分のお腹に打つ自己注射。
この注射器には、大きく分けて2種類があります。
まずは、その違いから説明していきますね。
注射器について

私が採卵周期で実際に使用した注射器は、「ペンタイプ」と「シリンジタイプ」の2種類です。
- ペンタイプ:細い針で痛みが少なく、操作も簡単
- シリンジ:昔ながらの注射器で、針が長く少しチクッとする
これから「【ペンタイプ】薬剤名」「【シリンジタイプ】薬剤名」と順に紹介していくので、イメージしながら読んでいただけると嬉しいです。
ついに、ドキドキの採卵周期がはじまります!
採卵周期 1日目
(🏥クリニック受診 1回目)
- 通院・処置:エコー検査、看護師さんからの注射指導
- 注射内容:【ペンタイプ】ゴナールエフ(300単位)
- 体の症状:緊張のせいか少し頭痛あり
- 生活(仕事・外出):仕事休み。注射後は映画を見たりランチを食べたり、普段通り過ごしました。
採卵周期、初めての診察日。
生理開始3日目にクリニックへ行き、初回は看護師さんの指導のもと自分のお腹に注射。
緊張しすぎて、無意識に注射器をぎゅっと握りしめてました。
でも針が細いペンタイプだったので、痛みはほとんど感じませんでした。
はじめての注射は怖すぎて、手に汗びっしょり…!
採卵周期 2日目
- 注射内容:【ペンタイプ】ゴナールエフ(300単位)
- 体の症状:低気圧の影響で少しボーッとしていました
- 生活(仕事・外出):仕事あり。在宅勤務で、普段通り仕事できました。
今日から自宅で注射を打ち始めました。
説明書を何度も読み返し、手順を確認しながら、勇気を振り絞り自己注射。
時間指定のない注射だったため、焦ることなく落ち着いて打つことができました。
針が細いペンタイプのおかげで、痛みはほとんど感じず、無事に終えられました。
「ちゃんとできるかな…」「痛くないかな…」心の中で何度もつぶやきました
採卵周期 3日目
- 注射内容:【ペンタイプ】ゴナールエフ(300単位)
- 体の症状:特に症状なし(症状がないのもそれはそれで心配)
- 生活(仕事・外出):仕事あり。在宅勤務で、普段通り仕事できました。
3日目になると、注射の針は想像していたほど痛くないと分かり、最初のドキドキや恐怖心はだいぶ減ってきました。
まだ完全に慣れたわけではありませんが、針を持つ手も少し落ち着き、注射の時間を少しずつ自分のペースでこなせるようになってきました。
ペンタイプの注射はマスターできたかも?!
採卵周期 4日目
(🏥クリニック受診 2回目)
- 通院・処置:エコー検査(卵8個確認)
- 注射内容:【ペンタイプ】ゴナールエフ(150単位)
- 体の症状:特に症状なし
- 生活(仕事・外出):仕事あり。早退して病院へ。
採卵周期、2回目の診察日。
エコー検査で卵が8個ほど育っているのが確認できました!
注射をがんばってきた成果が形になってきているのがわかり、嬉しかったです。
ただ、チョコレート嚢胞の手術後の卵巣は見えにくいのか、育ちが悪いのか、今回は卵が1つしかカウントされませんでした。
今日の診察で注射の量が減りました!ただ、注射の手順は何も変わらない(笑)
採卵周期 5日目
- 注射内容:【ペンタイプ】ゴナールエフ(150単位)
- 体の症状:特に症状なし
- 生活(仕事・外出):仕事あり。在宅勤務で、普段通り仕事できました。
注射にだいぶ慣れてきた頃、ふと打つときに一瞬だけ「怖い」とためらう瞬間がありました。
さらに、薬液の匂いが鼻にツンときて、少しドキッとすることもありました。
また、メンタル面が時々揺れることもありました。
「なんで毎日お腹に注射を打ってまで、こんなにがんばっているんだろう…」と、ふと虚無感に襲われることも。
毎日の注射は、思っている以上にじわじわとメンタルを削っていきます…。
しかし、始めたからには突き進むしかありません!がんばり続けます!
注射の瞬間、一瞬ためらって自分で自分にびっくり!
採卵周期 6日目
(🏥クリニック受診 3回目)
- 通院・処置:エコー検査(卵10個ほど確認)
- 注射内容:
【ペンタイプ】ゴナールエフ(150単位)
【シリンジタイプ】ガニレスト - 体の症状:お腹の張りなども特になし。特に症状なし。
- 生活(仕事・外出):仕事休み。診察後はミュージカルを見に行きました!
採卵周期、3回目の診察日。
チョコレート嚢胞の手術後の卵巣はあまり育ちが良くなく、手術側は2個、反対側は8個ほど育っていました。
(医師からは特に手術の影響など言われなかったので、たまたまかもしれません。)
そして、ついにシリンジタイプの注射が処方されました!見た目の注射器にドキドキ…。
さらに、見た目がいかつい上に時間指定という、なかなか手ごわい注射です。。
正直、めちゃくちゃ怖い!
でも、ここまでペンタイプの注射で卵を育ててきたことを思うと、「ここで打たなかったら全部台無しになる…」という気持ちが勝って、意外とがんばれました。
そして私の場合、ちょうどミュージカル鑑賞の予定があったため、公演前に外出先のトイレで必死に注射を打つことに(笑)
シリンジタイプは、めちゃくちゃ怖い!でも、打つしかない!!!
採卵周期 7日目
- 注射内容:
【ペンタイプ】ゴナールエフ(150単位)
【シリンジタイプ】ガニレスト - 体の症状:お腹の張りなども特になし。特に症状なし。
- 生活(仕事・外出):仕事休み。お笑いライブを見に行きました!
シリンジタイプが始まってからは、ペンタイプの注射が余裕に感じます。
しかし、シリンジタイプの「ガニレスト」は少し曲者です。
針がお腹に刺さりにくく、結構力を入れて指す必要があり、恐怖心が増します。
刺さってしまえば薬液の注入自体はそれほど痛くありませんが、焦りや不安で心臓がバクバクします。
抜くときもスッと抜けず、少し引っ張る必要があります。
さらに、注射後からじわじわ痛みが出てくるのも厄介です。
それでも、ペンタイプで注射に慣れてきたタイミングで使った注射だったので、なんとかがんばることができました。
そして今日もお笑いライブ鑑賞の予定があり、安定の「外出先トイレ注射」でした(笑)
まさか人生で、2日連続トイレで注射を打つことになるとは思いませんでした(笑)
今となっては、笑える思い出話です。
採卵周期 8日目
(🏥クリニック受診 4回目)
- 通院・処置:エコー検査、血液検査(卵の育ちが遅い)
- 注射内容:
【ペンタイプ】ゴナールエフ(150単位)
【シリンジタイプ】ガニレスト - 体の症状:お腹の張りなども特になし。特に症状なし。
- 生活(仕事・外出):仕事あり。早退して病院へ。
採卵周期、4回目の診察日。
卵が少しずつ大きくなり、この日は血液検査もありました。
「そろそろ採卵日が決まるのかな」と少しワクワクしていましたが、血液検査の結果では、卵はまだ十分に育っていないとのことでした。
注射を打ち続けるよう追加処方されました。
注射の追加処方は地味にダメージあります・・・
採卵周期 9日目
- 注射内容:
【ペンタイプ】ゴナールエフ(150単位)
【シリンジタイプ】ガニレスト - 体の症状:お腹の張りなども特になく、無症状すぎてビビってます。
- 生活(仕事・外出):仕事あり。在宅勤務で、普段通り仕事できました。
注射が追加され、ちょっとヤケクソ気味に打ち続けていました。
まさかのここで、打ち慣れたペンタイプが痛点に当たり、地味に痛かったです。
なんでも、慣れてきた頃にトラブルは起きるものですね。
採卵周期 10日目
(🏥 クリニック受診 5回目)
- 通院・処置:エコー検査、血液検査(採卵日確定)
- 注射内容:
【筋肉注射】フジ(150単位)
【シリンジタイプ】ガニレスト - 体の症状:お腹の張りなども特になく、無症状すぎてビビってます。
- 生活(仕事・外出):仕事あり。早退して病院へ。
採卵周期、5回目の診察日。
卵の育ちがあと一歩ということで、クリニックで肩に筋肉注射を打ちました。
(効果はペンタイプのゴナールエフと同じです)
卵の育ちが遅めだったため、先生がギリギリまで調整してくれました。
そのため、採卵日もギリギリまで決まらず、仕事の休み申請を出しては取り下げることもありました。
筋肉注射は痛すぎて、翌日まで肩がズキズキ。
正直、自分で打つ注射の方がマシだと思いました。
採卵周期 11日目
- 注射内容:【シリンジタイプ】オビドレル
- 体の症状:お腹の張りなども特になし。特に症状なし。
- 生活(仕事・外出):仕事あり。在宅勤務で、普段通り仕事できました。
ついに、最後の注射を打つことができました!!
今回の注射はオビドレルで、絶対に時間を守らなければならない注射でした。
時間を間違えると、採卵自体に影響が出る可能性があるため、打つ前はかなり緊張しました。
これで採卵に向けた準備はすべて完了です。
長い注射生活を乗り越えた達成感は、本当に格別です!!!
まとめ
採卵周期のリアルな記録、いかがでしたでしょうか。
注射や通院、体調の変化など、少しでもこれから採卵周期に入る方の参考になれば嬉しいです。
採卵自体の内容については、また後日ブログで詳しく書こうと思っていますので、しばらくお待ちください。
最後までお読みいただきありがとうございました。