今回は同棲準備の全体像がわかる「同棲準備の全手順」をご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ
- 初めての同棲で不安がいっぱいの方
- 同棲を始めようとしている方
- 同棲開始の全体像を知りたい方
初めての同棲は、楽しみ半分、不安半分で気持がいっぱいいっぱいですよね。
同棲準備の全体像を把握すれば、安心して同棲生活をスタートできます。
ここでは、同棲を決めてから引っ越しまでの具体的な手順をわかりやすくまとめています。
私たちも最初は不安でしたが、同棲の全体像を理解したら不安が和らぎました!
同棲を始めるための8つのステップ
まずは、全体の流れをつかみましょう。
同棲を始めるための8つのステップ
- パートナーとの話し合い
- お金の話し合い
- お互いの親へ挨拶
- 物件探し
- 物件の契約
- 引っ越し準備
- 各種手続き
- 引っ越し当日
私たちの経験談も交えながら、ひとつずつ紹介していきますね。
1 パートナーとの話し合い
私たちの場合:6ヶ月前
「同棲をしよう!」と決めたら、まずは以下の3点を話し合うことがとても重要です。
- なぜ同棲をするのか目的を決めよう!
- 同棲の先に結婚はあるのか確認しておこう!
- 同棲開始をいつにするか決めよう!
詳しく解説していきますね。
なぜ同棲をするのか目的を決めよう!
同棲の目的をざっくりでもいいので決めておきましょう!
同棲準備を進める途中で「あれ?同棲しなくてもよくない!」とならないためにお互いの認識を合わせておきましょう!
私たちは「一緒に住みたい」「生活費を減らしたい」という目的で同棲を決めました!
同棲の先に結婚はあるのか確認しておこう!
30代での同棲は、結婚まで話が進みだすと早いので、事前にお互いの意見や気持ちを合わせておくとスムーズです。
堅苦しく考えず、「結婚も視野に入れている」という程度の感覚で話しておくと、お互いプレッシャーを感じることなく、自然な心構えができるでしょう。
私たちは「一緒に住んでみてお互いが良かったら結婚したいね」と話していました。合わなかったら別れも考えていたためです。
同棲開始をいつにするか決めよう!
いつから同棲を始めるのかざっくりとスケジュールを立てましょう。
スケジュールを立てることで、同棲開始月から逆算して動きやすくなります。
物件探しや引っ越しの準備をスムーズに進めるためにも、事前に計画をしっかり立てておくことが大切です。
私たちは「賃貸契約の更新時期」と「引っ越し作業の時間」を考慮して、ゴールデンウィークを同棲開始日に決めました。
2 お金の話し合い
私たちの場合:3ヶ月前
同棲は暮らしを共にするので、お金の話も重要になってきます。
同棲前に以下の3点を話し合っておきましょう。
- 初期費用の準備をしよう!
- 生活費のシミュレーションをしてみよう!
- 生活費の負担割合を決めよう!
詳しく解説していきますね。
初期費用の準備をしよう!
同棲の初期費用は目安として約100万円を準備しておくと安心です。
家具や家電にこだわると100万円をあっという間に超えてしまいますが、一人暮らしの家具や家電を利用することで、費用を大幅に抑えることができます。
私たちの実際の初期費用はこちらになります。
福岡で同棲!初期費用は〇〇万円?リアルな内訳を大公開
生活費のシミュレーションをしてみよう!
同棲を始めると、どれくらいの生活費が必要か気になりますよね。
お互いの現在の生活費を把握するために、「家計簿」をつけておくことをおすすめします。
もし家計簿をつけていない場合は、ぜひ私たちの例を参考にしてみてください。
1ヶ月にかかる同棲費用はいくら?リアルな生活費を大公開!
私たちは日頃からお互いに家計簿をつけていたので、1ヶ月の支出が把握でき、予算の見通しも立てやすかったです。
生活費の負担割合を決めよう!
1ヶ月の支出を把握した後に、どのように生活費を分担するか話し合いましょう。
負担割合は、二人の収入や価値観によって異なりますが、一般的な方法としては以下のような分け方があります。
- 完全に折半
お互い50:50で平等に負担する - 収入比で分担
収入が多い方が多めに負担する - 家事分担で調整
家事を多くする方が、生活費用の負担を少し減らす - 固定費と変動費で分担
家賃や光熱費などの固定費は折半、食費や日用品費などの変動費は使った分だけ負担する
私たちは「収入比で分担」しました。
彼が少し多めに負担してくれて、6:4の割合で生活費を出しています。
3 お互いの親へ挨拶
私たちの場合:3ヶ月前
親への挨拶は必須ではありませんが、しておくことをおすすめします。
挨拶をしておくことで、信頼関係が深まり、今後の良好な関係につながります。
親への挨拶で押さえておきたいポイントを簡単にご紹介しますね。
まずは日程調整!
事前に日程を調整し、相手の都合の良い日時を選びましょう。
場所についても、親と相談して決めると良いでしょう。
私たちの場合
彼の親への挨拶:彼の実家のお座敷で行いました。
私の親への挨拶:お店の個室で行い、食事も楽しみました。
清潔感のある服装とメイクでいきましょう!
派手な色やデザインは避け、落ち着いたシンプルな服装がおすすめです。
メイクも濃すぎない、ナチュラルな仕上がりを意識しましょう。
私は清楚な印象のワンピースを選びました。
必ず手土産を持参しましょう!
手土産は忘れずに用意しましょう。
事前に相手の好みを調べて、喜ばれるものを選ぶのがベストです。
もし好みがわからない場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。
お互いのことは「〇〇さん」と呼びましょう!
親の前では普段の呼び方ではなく、敬称をつけて呼びましょう。
まちがっても「ダーリン」なんて呼ばないように気をつけてくださいね!
第一印象はとても大切なので、基本的なポイントは押さえておきましょう。当日はとても緊張しますが、挨拶をしっかり行い、笑顔を忘れなければ大丈夫です!
4 物件探し
私たちの場合:2ヶ月前
まずは物件を探しやすくするために、以下の点を決めましょう!
- 家賃
- 間取り(部屋の広さ)
- 駅からの距離、周辺環境
- 住みたい場所
この部分が決まると、物件サイトで候補を絞りやすくなります。
物件サイトを見ていくうちに、譲れない条件が明確になることがあります。
たとえば、築年数、間取りの位置、日当たり、バルコニーの広さなどです。
それを基に、お互いに話し合いながら条件に合った物件を絞り込んでいきましょう。
私たちの場合は、以下の条件で物件を探しました。
- 家賃 → 9万円以下
- 間取り(部屋の広さ) → 1LDK~2LDK
- 駅からの距離、周辺環境 → スーパーの近く
- 住みたい場所 → 中央区、博多区あたり
そこからお互いに物件サイトを探し、「独立洗面台が欲しい」「ベランダは広い方がいい」といった具体的な希望を話し合い、不動産屋さんを回って、条件に合った素敵な物件に住むことができました。
毎日過ごす場所なので、お互い納得のいく物件を探しましょう!
5 物件の契約
私たちの場合:1ヶ月前
住みたい物件が決まったら、次は契約です。
契約時には以下のポイントを確認しておきましょう。
- 初期費用の内容をしっかり確認しよう!
- 賃貸の保証人や緊急連絡先をどこにするか決めておこう!
- 二人の関係性は「婚約者」と記載しよう!
詳しく解説していきますね。
初期費用の内容をしっかり確認しよう!
契約する物件によって内容が大きく変わるため、必ず初期費用の見積もりを出してもらいましょう。
消毒代や書類作成代など、不要なオプションは外せることもあるので、不動産屋に確認してみてください。少しでも初期費用を減らすことができますよ。
敷金や礼金が高いと、初期費用だけで「50万円」を超えるところもありました!
賃貸の保証人や緊急連絡先をどこにするか決めておこう!
いざ契約の話が進むと「賃貸の保証人」または「緊急連絡先」が必要になります。
どちらの親族にお願いするか、また、相手の名前も記載して良いかを事前に確認しておきましょう。
私たちは、彼のお兄さんにお願いしました!
二人の関係性は「婚約者」と記載しよう!
賃貸物件を借りる際、同居人の欄には「婚約者」と記入することをおすすめします。
「恋人」や「知人」と迷うかもしれませんが、これにすることで大家さんや不動産会社の理解を得やすく、契約がスムーズに進む可能性が高まります。
私たちも同居人の欄に迷って「恋人」と記載していたら、不動産屋から「婚約者」へ変更してほしいと言われました!笑
6 引っ越し準備
私たちの場合:1ヶ月前
引っ越し日が決まったら、以下の3つを行いましょう。
- 引っ越し業者に連絡
- 不用品を手放す
- 荷造りを始める
詳しく解説していきますね。
引っ越し業者に連絡
引っ越し日が決まったら、引っ越し業者を探しましょう!
業者によって料金が大きく異なるため、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
もし時間がない場合や、費用をできるだけ抑えたい場合は、「くらしのマーケット」を活用するのも良い選択です。
不用品を手放す
同棲は断捨離の絶好のタイミングです!
荷物が少ないほど、引っ越しや荷解きが楽になりますよ。
お互いに一人暮らしの場合、洗濯機やドライヤー、掃除機などの家電が重複しがちです。
どちらのものを使うか、または新しく購入するかを話し合い、不要なものを処分しましょう。
不要なものはリサイクルショップやメルカリに出しましょう。
荷造りを始める
まずは段ボールを用意しましょう。
大手の引っ越し業者は段ボールを提供してくれることがありますが、安価な業者の場合は自分で準備が必要です。スーパーやホームセンターで無料の段ボールが手に入ることもあるので、少しずつ集めておくといいですよ!
荷造りはまず使用していないものから始めましょう。
引っ越しの1か月前には、趣味の道具やあまり使わない食器、オフシーズンの洋服などを詰めると良いですよ。
引っ越し日が近づくと、荷造りがびっくりするほど忙しくなります!とにかくがんばってくださいね!
7 各種手続き
私たちの場合:1~2週間前
引っ越しが決まったら、現在の住まいを離れるために、様々な手続きが必要になります。
- 退去手続き
- 役所で転出届
- 郵便局で転送届
- Wi-Fiの手続き
- 電気・ガス・水道の手続き
やることが多くて複雑ですが、こちらの記事に詳しくまとめました。
わかりやすいチェックリストシートもご用意していますので、ぜひ参考にしてください。
8 引っ越し当日
私たちの場合:当日~2日前
ついに引っ越し当日です!
当日は朝からやることがたくさんあります。
- 最後の荷造り・掃除
- 新居のカギの受け取り
- 引っ越し業者さんとのやり取り
- ガスの開栓
- 新居に到着してから荷解き
ご飯をゆっくり食べる時間もないので、お菓子などの軽食を準備しておくことをおすすめします。
私たちは新居のカギを前々日に早めに受け取っていたので、引っ越し当日は不動産屋に寄らず、直接新居に向かうことができました。
まとめ
同棲を決意してから引っ越しまでの流れをまとめてみました。
同棲を始めるための8つのステップ
- パートナーとの話し合い
- お金の話し合い
- お互いの親へ挨拶
- 物件探し
- 物件の契約
- 引っ越し準備
- 各種手続き
- 引っ越し当日
同棲を決めると、やることがたくさんあって、あっという間に時間が過ぎていきます。
今まで楽しんでいたデートの時間も住む場所や生活費、親への報告など、話題がどんどん同棲のことばかりになっていきます。
だからこそ、同棲を決めたらしっかりと意思を固めて、一歩ずつ前に進んでください。
同棲生活が素敵なものになることを心から願っています。
準備期間は忙しくバタバタしますが、振り返ると楽しい思い出になります。
どうかその過程も楽しんでくださいね!