今回は「引っ越し準備チェックリスト」をご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ
- これから引っ越しをする人
- 引っ越しの手続きで何をやればいいのか迷っている方
- 引っ越しの手続きリストが欲しい方
引っ越しが決まると、やることが多くてバタバタしますよね。
普段は気にしないような役所での手続きや契約の変更・解約など、多くの手続きが必要です。
ここでは、引っ越しに必要な手続きとその目安をわかりやすくまとめています。
記事の最後には、便利な引っ越し手続きチェックリストもご用意していますので、ぜひご活用ください。
物件が決まったらすぐやること
- 引っ越し業者の手配
- 旧居・駐車場の解約手続き
- 火災保険・賃貸保証会社の解約手続き
- 不要品・粗大ごみの処分
- 梱包資材の用意
各手順を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
引っ越し業者の手配
引っ越し日が決まったら、まずは引っ越し業者を手配しましょう!
繁忙期である3~4月は、予約が取りづらくなるため早めに動くのがポイントです。
複数の業者から見積もりを取り、比較することでお得に引っ越しができますが、時間がない場合や費用を抑えたいときは「くらしのマーケット」の利用もおすすめです!
私たちは「くらしのマーケット」を利用し、2人分の引っ越し費用が合計3万円で済みました!
旧居・駐車場の解約手続き
現在住んでいる賃貸の解約手続きを行いましょう。
賃貸契約書に記載されている退去通知の期限に従い、一般的には退去の1ヶ月以上前に解約を伝える必要があります。
管理会社または家主に連絡し、必要書類や手続きを確認し、期日までに手続きを完了させましょう。また、カギの返却方法や退去当日の流れ、最終的な家賃の精算も忘れずに確認しましょう。
駐車場を借りている場合は、駐車場の解約手続きもお忘れなく。
火災保険・賃貸保証会社の解約手続き
火災保険や賃貸保証会社の解約も忘れずに行いましょう。
火災保険は火災や自然災害、家具の損傷を補償するもので、賃貸保証会社は家賃を保証するサービスです。
どちらも賃貸契約時に加入していることが多いので、退去時に解約手続きを行いましょう。管理会社が手続きを代行してくれることもあります。
実は昔、解約を忘れて、住んでいないのに保険料を払い続けていたことがありました…解約していれば戻り金があったのに…
不要品・粗大ごみの処分
不要品や粗大ごみは早めに処分しましょう。
リサイクルショップやメルカリでの販売は、梱包や発送の準備で忙しくなることがあります。
粗大ごみの回収には自治体の予約が必要な場合もあり、直前だと間に合わないことがあります。
大きなものは早めに処分し、余裕を持って準備すると引っ越しがスムーズに進みますよ!
梱包資材の用意
引越しが決まったら、梱包資材を準備しておきましょう。
ダンボール、ガムテープ、緩衝材、マーカー、ゴミ袋などを用意しておくと、作業がスムーズに進みます。荷造りはまだ始めなくても大丈夫です!
ダンボールは、スーパーやホームセンターで無料でもらえることがあります!
引っ越し2週間前までにやること
- 転出届の提出
- 郵便物の転送手続き
- 電気・ガス・水道の解約手続き・新居での開始手続き
- インターネットの住所変更または解約手続き
- 印鑑登録の廃止
- 使用頻度の低いものの荷造り
この頃に新居での家具や家電の配置を考えておくと、引っ越し後がスムーズになりますよ!
各手順を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
転出届の提出
転出届の提出を忘れずに行いましょう!
引っ越し先で住民票を登録するには、現在の住所の市区町村役所に転出の届出をする必要があります。
マイナンバーカードがあれば、マイナポータルを利用してオンラインでも手続き可能です。詳しくはデジタル庁の「マイナポータルから引越し手続をする方法|note」を見るとわかりやすいです。
私はマイナンバーカードを持っていたので、オンラインで手続きを行いました。
郵便物の転送手続き
郵便物の転送手続きを行いましょう。
郵便局での手続きにより、旧住所に届く郵便物を新住所に転送してもらえます。転送サービスは届出から1年間有効です。
オンラインでの手続きも可能ですが、私はうまくいかなかったので、郵便局で直接手続きするのをおすすめします。
電気・ガス・水道の解約手続き・新居での開始手続き
現在の電力会社、ガス会社、市区町村の水道局に連絡し、それぞれ解約手続きを行いましょう。
契約者情報が必要な場合があるので、契約時の情報を手元に用意してから連絡すると良いですよ。
新居では、新しい住所で電力会社、ガス会社、市区町村の水道局に連絡し、開始手続きを行います。開始日や新住所など必要な情報を伝えて、引っ越し日から使用できるように調整しましょう。
引っ越し日に使えないと大変なことになるので、忘れずに手続きを済ませておきましょう!
インターネットの住所変更または解約手続き
現在使用しているインターネットの住所変更または解約手続きも忘れずに行いましょう。
インターネットプロバイダーに連絡し、住所変更または解約の手続きを行います。
契約者情報や新しい住所、変更の理由を伝える必要があります。
賃貸物件に備え付けの無料インターネットの場合、解約手続きが必要かどうかを念のため管理会社や家主に確認しておくと安心ですよ。
印鑑登録の廃止
引っ越し先が現在住んでいる市区町村と異なる場合、転出届を提出すると同時に印鑑登録が抹消されることがあります。引っ越し先が異なる市区町村の場合は、念のため確認しておいた方が良いでしょう。
一方で、同じ市区町村内での引っ越しであれば、印鑑登録の変更手続きが不要な場合もあります。
私は福岡市内での移動だったため、印鑑登録に関しては特に手続きを行わずに済みました。
使用頻度の低いものの荷造り
あまり使用しないものをダンボールに詰めて荷造りを始めましょう。
例えば、季節外れの衣類や使わないキッチン用品、装飾品などが対象です。
これらは引っ越し直前まで使うことが少ないので、早めに梱包することで当日の負担が軽くなりますよ。
ダンボールに詰めたら、中身を書いておきましょう!
これで、引っ越しの際にどの部屋に運べばよいか分かりやすくなり、開けたときに何が入っているかもすぐに確認できますよ。
引っ越し前日までにやること
- 冷蔵庫内の整理・水抜き
- 電化製品の配線を外す
- 新居のカギ受け取り
- 使用頻度の高いものの荷造り
各手順を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
冷蔵庫内の整理・水抜き
冷蔵庫の中身をすべて空にして、引っ越し前に水抜きを行いましょう。
水抜きとは、冷蔵庫内の水分を取り除く作業です。
冷蔵庫の電源を切り、内部の霜や氷を溶かして蒸発皿に溜まった水を捨て、冷蔵庫の内外を拭き上げて掃除しましょう。これにより、搬送中の漏れや故障を防ぎ、新居での再設置がスムーズになります。
冷蔵庫は引っ越し前に空っぽにして乾燥させることが大事!
電化製品の配線を外す
引っ越し前に、テレビやパソコン、冷蔵庫、洗濯機などの電化製品の配線を外しておきましょう。
電源ケーブルや接続ケーブルを取り外し、それぞれの部品を整理しておくと、引っ越し先での設置がスムーズになります。
延長コードなども忘れずに外しておきましょう。
当日慌てないためにも、早めに作業を済ませておくことが大切です。
新居のカギ受け取り
新居のカギの受け取りを忘れずに行いましょう。
可能であれば前日までに受け取っておくと、引っ越し当日がスムーズになります。
カギは通常、不動産会社や管理会社から受け取りますので、受け取りの時間や場所を事前に確認しておくことが大切です。
私たちは新居のカギを2日前に受け取ったおかげで、新居の掃除や部屋のサイズ測定ができ、引っ越し当日もスムーズに進みました。
使用頻度の高いものの荷造り
使用頻度の高いものは、引っ越し直前まで使うことが多いので、どうしても梱包がギリギリになりがちです。例えば、日常的に使う食器や調理器具、衣類、洗面道具などが該当します。
引っ越し前日までに詰められるものは早めに梱包しておきましょう。
引っ越し当日はバタバタすることが多いので、準備を前倒しにすることでスムーズに進みますよ!
引越し前日までに準備できるものは、1日でも早めに詰めちゃいましょう!
引っ越し当日にやること
旧居でやること
- 最後の荷造り
- ガス使用停止の立ち会い
- 荷物の搬出
- 電気のブレーカーを落とす
- カギの返却
各手順を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
旧居でやること
最後の荷造り
引越し直前まで使う日用品(歯ブラシ、タオル、着替え、スマホの充電器など)は、引越し業者が来る前にまとめておきましょう。クローゼットや戸棚の奥、お風呂、トイレなどに置き忘れやすいので注意が必要です。
また、掃除用具は最後の掃除のために残しておくといいですよ!
引っ越し前最後の荷造り、くれぐれも忘れ物が無いように気を付けてくださいね!
ガス使用停止の立ち会い
ガスの使用停止には、ガス会社の立ち会いが必要です。
事前に日時を調整して、立ち会いのもとガスを停止してもらいましょう。
引越し業者が来る前にガスの停止を済ませておくと、スムーズに進められて楽ですよ!
荷物の搬出
引越し業者が到着したら、運ぶ荷物を伝えて搬出作業をお願いしましょう。
プロの手際の良さで、どんどん作業が進みます。
私も手を出すと邪魔になるかと思い、荷物を運んでいる間は部屋の隅で掃除をしていました。
業者さんの動きが早すぎて、こちらは邪魔しないようにするだけでいっぱいいっぱいです!
電気のブレーカーを落とす
引っ越し作業が始まる前に、旧居のブレーカーを落としておきましょう。
ブレーカーを切ることで電気の供給を停止し、引っ越し作業を安全に進められます。
さらに、無駄な電気代を防ぎ、火災予防にもつながりますよ!
安全第一!電気を切って、安全に引っ越しをしましょう!
カギの返却
すべての作業が終わったら、旧居のカギを管理会社または不動産会社に返却します。
カギの返却は、明け渡し条件の一部です。
カギを返したら、引っ越し完了!お疲れさまでした!
新居でやること
- 荷物の搬入
- ガスの開栓・立ち合い
- 傷や汚れの撮影
- 引っ越し料金の支払い
- 荷解き
各手順を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
新居でやること
荷物の搬入
荷物を新居に搬入してもらいましょう。
荷物が次々と運び込まれるので、事前にどの部屋に何を置くかを決めておくとスムーズに進みますよ。
新居へは引越し業者の車に乗せてもらえる場合と、自分で移動する場合があります。
事前にどちらか確認しておくと安心です。
私は引越し業者の車に乗せてもらい、スムーズに新居に到着できました!とても助かりました!
ガスの開栓・立ち合い
新居でガスを使用する際も、停止時と同様にガス会社の立ち会いが必要です。
開栓手続きを忘れずに行いましょう。
また、電気や水道も引越し当日から使えるように、開始手続きをしっかり行っておいてくださいね。
ガス、電気、水道は、新居に入居する当日から使えるように必ず手続きを済ませておきましょう!これで快適なスタートが切れますよ。
傷や汚れの撮影
新居に入居したら、部屋の傷や汚れを撮影しておきましょう。
これにより、自分たちがつけた傷なのか、入居時からの傷なのかの証拠が残ります。
退去時のトラブルを防ぐためにも、しっかり記録しておくことが大切です。
入居したら、傷や汚れを撮影しておこう!証拠があれば、退去時のトラブルもスムーズに解決できます!
引っ越し料金の支払い
引っ越し作業が完了したら、引っ越し業者に料金を支払いましょう。
事前に料金について確認しておくことで、予算を把握でき、安心して支払いができます。
また、支払い方法も重要です。現金やカードなど、どの方法を利用するかをあらかじめ確認しておくと、スムーズに手続きが進みます。
しっかりと事前準備を行って、ストレスのない引っ越しを実現しましょう!
荷解き
新居での生活が始まったら、荷解きを進めていきましょう。
まずはタオル、歯ブラシ、洋服、トイレットペーパーなど、日常的に使用するものを優先的に荷解きし、生活の基盤を整えましょう。
優先度が低いものについては、新しい空間を楽しみながら、ひとつずつ整えていくと良いでしょう。
新生活の始まりですから、楽しく作業していきましょう!
引っ越し後にやること
- 転入(転居)届の提出
- マイナンバーカードの住所変更
- 印鑑登録
- 運転免許証の住所変更
- 勤務先へ住所変更の申告
- 車関連の登録変更(車庫証明、車検証など)
- 公共料金の引き落とし手続き
- 銀行、クレジットカードの住所変更
- ネットショッピングの住所変更
各手順を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
転入(転居)届の提出
新居に引っ越した際、住民票を移すために必要な手続きです。
引っ越し後14日以内に役所に提出し、新しい住所を登録しましょう。
役所は平日のみの営業のため、行くのが大変かもしれません。
しかし、転入届の提出を14日以上遅らせると、罰金が発生する場合もあるので注意が必要です!
転入届の手続きは、計画的に行動してスムーズに済ませましょう!
マイナンバーカードの住所変更
マイナンバーカードに記載されている住所を新しい住所に変更する手続きです。
役所で転入届を提出すると、自動的に変更されますが、確認しておくと安心です。
ただし、役所が混んでいる場合、変更の書き換えには時間がかかることがありますので、余裕を持って行動することをおすすめします。
役所に行く際は、マイナンバーカードをお忘れなく!
また、障害や難病の受給者証をお持ちの方は、忘れずに持参しましょう!
印鑑登録
引っ越し先が異なる市区町村の場合は新たに印鑑を登録する必要があります。
引っ越し手続きの前に印鑑を廃止することもできますし、もし忘れていた場合でも役所で手続きが可能です。
同じ市区町村内で引っ越す場合は、印鑑登録の変更手続きは特に必要ありません。
不安な方は、転入届の際に一緒に確認すると良いでしょう。
私の場合、同じ市区町村内で引っ越したため、手続きは不要でした!
運転免許証の住所変更
運転免許証に記載されている住所を新しい住所に変更する手続きです。
運転免許センターや警察署で変更手続きが行えます。
住所変更の場合、免許証とマイナンバーカードがあれば手続き可能です。
ただし、本籍や氏名が変わる際には住民票の写しが必要になります。
福岡県内は9:00~16:00で対応されていることが多いので、お時間には気を付けて行かれてください。
勤務先へ住所変更の申告
勤務先には新しい住所を早めに報告しましょう。
住所変更届や交通費の再申請が必要になる場合もあるので、事前に会社の担当部署へ確認しておくと安心です。
同棲については伝えても伝えなくても問題ありません。
私は特に同棲のことは触れず、ただ引っ越ししたことだけを報告しました!
車関連の登録変更(車庫証明、車検証など)
車を所有している場合は、車庫証明や車検証の住所変更手続きが必要です。
普通自動車の場合は管轄する運輸支局で行い、軽自動車の場合は軽自動車検査協会の事務所で手続きが可能です。
- 車庫証明の住所変更手続きは15日以内
- 車検証は住所が変更になってから15日以内
車検証の住所変更には車庫証明が必要となるので、まずは車庫証明の住所変更を行っておくことをおすすめします。
手続きには期限があるものが多いので、早めに行動しましょう。
自賠責保険の住所変更もお忘れなく!こちらには特に期限はありません。
公共料金の引き落とし手続き
旧居で利用していた電気、ガス、水道などの費用があれば、まずはそれを支払いましょう。
次に、新居で利用する電気、ガス、水道などの公共料金の引き落とし口座の手続きを行います。
口座登録が完了するまでの間は、振込用紙での支払いになる可能性がありますので、支払い忘れには注意が必要です。新しい生活が始まる前に、これらの手続きをしっかり行っておきましょう。
料金の振込用紙は郵便で届くため、郵便受けはこまめに確認しましょう。支払い忘れを防ぐためにも、定期的にチェックしておくことをおすすめします!
銀行、クレジットカードの住所変更
最近では、多くの銀行やクレジットカード会社がアプリから住所変更をスムーズに行えるようになっています。利用している銀行やクレジットカードがアプリで住所変更可能か、一度確認してみると良いでしょう。
クレジットカードについては、早めに住所変更しておくことをおすすめします。有効期限が切れる前に新しいカードが届くことがあるためです。一方、銀行の住所変更は急いで行う必要はありませんが、忘れないうちに済ませておくと安心です。
金融機関での手続きには身分証明書が必要になるため、マイナンバーカードや運転免許証の住所変更が完了してから行うと良いですよ!
ネットショッピングの住所変更
各ショッピングサイトでアカウント設定を確認し、新しい住所を登録しましょう。
すぐに変更する必要はありませんが、利用時に新住所に変更していくことをおすすめします。ただし、変更を忘れて旧住所に郵便物が届かないように気をつけてくださいね。
私は間違えて、前の前の住所、つまり実家に送ってしまったことがあります!笑
引っ越し手続きチェックリスト
今回ご紹介した内容をチェックリストにまとめました!
ぜひご活用いただけたらと思います。

印刷して使いたい場合は、PDFデータも準備してますので、こちらをご活用ください。
まとめ
引っ越しは想像以上にたくさんの作業があります。引っ越し1ヶ月前は、引っ越し業者を決めればゆっくりできますが、2週間前からはバタバタし始め、当日は本当に忙しくなります!
必要な手続きを忘れたり、旧居に忘れ物をしたりしないように、引っ越し手続きチェックリストをぜひ活用してください。
大変なことも良い思い出になりますので、楽しみながら進めていきましょう。
これを乗り切れば、素敵な同棲ライフが待っていますよ~!